ドン・キホーテ社長の大原孝治について
ドン・キホーテの創業者、安田隆夫さんから2015年6月末にCEO職を引き継いだのが大原孝治(おおはらこうじ)さんです。
彼のプロフィールはわからないことが多く、これまでにわかっているのは1963年8月生まれで地方出身だということ、進学校へと進学し出身大学は有名な私立大学だということ、子供の頃から飛びぬけて優れていたとか、目立つ存在であったということはなく、平凡な子供で勤勉だったということです。
しかし彼はドン・キホーテに革新を起こし続けている優秀な社長です。各店舗の個性にあわせた個店主義に方針を変更、SNSの使用やマジカの導入を推し進めました。また、「雇用」についてもこだわりを持ち、それまでの「レジスタッフ募集」と職種での募集では応募者が限られてくると考え、「フリーター募集。あなたがフリーターをやっている理由をお聞かせください。それに合った雇用スタイルを提案します」という募集広告を始めました。何か目標を達成するための資金源としてフリーターをしている人、勉強や練習に時間を使うためにフリーターをしている人など、一人一人のライフスタイルにあった雇用を提供しようと考えたのです。
以上のことから、細かい気配りや心遣いができる社長であることがわかります。ドン・キホーテが今後長続きする企業となっていくならば、それは彼の人柄や人間性の賜物であるといえます。
大原孝治さん、今後の益々の活躍に目が離せない社長の一人です。